
テレビでも話題のハーバード白熱教室でしたか。
とてもおもしろそう。これは教室で意見を戦わすことが重要ですね。池上さんなみの簡単で分かり易い解説を期待しましたが、やはり哲学の話。自分で消化するには骨が折れます。だから、「おもしろそう」との表現しかできません。
物事を考える切っ掛けを与えてくれます。仕事に対する考え方に非常に影響を与えてくれます。
何故に仕事をするのか。仕事をする際に重視する「正義」の軸はどこに置くべきか。
もう一度読んでみたら、違う見え方が、さらにもう一度読むと一層理解が深まるような、そんな気になる本でした。
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話題の本ですね。
この人結構なペースで小説を書いています。10冊程度は読みました。
多作であるがゆえに、その中で出来不出来があります。個人的にはこれは不出来に属するのではと思います。
なんとなく話に無理があるから?何故そう感じるか。
いかにも作った意外性だからでしょうかね。そりゃ無茶なこと空想すれば色んな意外性は演出できます。
まるで舞台装置のようなちゃちな空間を見せつけられたような感じです。
それに比べて「容疑者xの献身」は、あたかも自分がその場にとけ込んで”感じる”ことが出来ます。客席と舞台の差がないのです。
それとこの人の文章はさほど美しくはありません。あくまでストーリーです。私は小説を読むと時々あぁさすが!と情景描写のうまさに感心する瞬間があります。それがありません。しかし、小説のおもしろさ、力強さは小手先の表現技術でなく、ストーリーと思いますので、その点では日本を代表するような素晴らしい作家です。
多作が自身のペースなら良いのですが、質を落とさずにじっくりと作品に取り組んで欲しいと思います。
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さらりと読める。
ギャンブルだけでなく、人生全般に通用するような示唆にとんだ名言がいっぱいです。
そのうち幾つかを。
「やめる勇気」と「やらない勇気」を持て。 経営をする際に、引くに引けずに、とか、深い考えをもたずにズルズルとか、よくあること。耳が痛い。
確証のない夢はいだかない 楽観論はだめ。ついつい自分にいいように考えてしまうけれども、やはり最悪も想定の範囲にいれて備えるべし。
情報量が多いほど勝率はアップする 地道な情報戦を怠っては成功は覚束ない。
「先見の明」でスピードをあげろ これは仕事にもピッタリ!次ぎを、その次を更にその次を考えて行動する。
常に目を動かし違和感を探し出せ これも仕事にピッタリ!ものごとを突き詰めていくと、なにかの微妙な変化を見逃さない。それが感じられるかどうかが、その道の一流か否か。耳が痛い。
ほかにいくつも参考になるコメントがあがっているけど、深みがあるものが多いです。このひとお笑い辞めたらいいのにね。
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新年明けましておめでとうございます。昨年後半から仕事が忙しく、読書時間が激減してしまいました。小説の構想を練る時間も同時に無くなってしまいました。仕事の構想を練ることに多くの時間を割いているからです。が、長い目で書物とは付き合っていきます。
この本は以前から鞄の中に忍ばせて合間合間で読んでいました。
タイトル通り、第二次世界大戦での日本軍の敗戦、その中でも6つの海戦、地上戦を取り上げ、詳述しつつ、その本質を探っています。第1章で戦闘の記述、第2章で本質、第3章で教訓と構成しています。分かり易いです。
いくつかの気になる点を。
一言で表現するなら『特定の戦略原型に徹底的に適応しすぎて学習棄却が出来ず自己革新能力を失ってしまった。』これが日本軍の敗因であると。
陸軍の白兵銃剣主義、海軍の艦隊決戦主義、これらは日露戦争で原型が形作られ、本来第一次大戦を経験することにより、近代的な戦術、戦略に変革が進まないといけなかったところ、それが出来なかった。
目的の二重性。『目的の単一化と兵力の集中は作戦の基本であり、目的複数、兵力分散は敗戦の条件。』
『戦術の失敗は戦闘で補うことは出来ず、戦略の失敗は戦術で補うことはできない。とすれば、状況に合致した最適の戦略を戦略オプションの中から選択することが重要な課題となる。』
いずれも目新しい論理ではなく、おそらく古来の兵法にも同様の記述を見つけだすことができると思われる。上記の指摘はあくまで客観的な立場からのものであり、主観的にそれを認識できるか、それが何より重要である。
海軍や陸軍の中にも、従来のやり方が合致しておらず、例えば海軍なら航空部隊に軸をおく、陸軍なら長期持久戦も想定するべしと主張する人物もいたが、意見は採り上げられずむしろ冷遇される。組織の老朽化が進んだ弊害だと思う。
如何に環境変化を敏感に感じ取り、それを実践できる仕組みをもつか、米軍はその点すぐれていた。失敗を徹底的に研修し、次の戦闘に反映させている。また組織内の人事も抜擢もあれば、タスクフォースでプロジェクト終了後に解散するなど、非常に柔軟な組織である。これは今の企業組織にもあてはまるのかも。崩れてきたとはいえ根強く残る終身雇用制度。アメリカはレイオフなど大胆におこなうし、破産法の申請も結構簡単に行うのかも知れない。日本で破産などは悲壮感いっぱいで、切腹ものだ。
全体を通じ、私たちのお爺さんお婆さんより上の世代が大変な苦労と犠牲のもと、日本という国が国際社会の一角を占めていると思うと素直に頭が下がります。また愚かなリーダーのもとせずとも済んだ犠牲が山のようにあることも腹立たしい。いまの政治情勢に重ねあわせるとなおのこと。かくいう自分自身も経営に携わるみであり、身の引き締まる思いでもある。
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